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スタイルブランディング®コラム

企業が危機に直面する原因

(2007-10-01)

順風満帆だった大企業が、低迷し挫折し、危機に直面する。 方法が下手だからではない。正しく行なっている。 実を結びえないことを行なうようになったにすぎない。 事業の定義としてきたものが、現実にそぐわなくなったためである。               ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回の「我々の事業は何か」で、「事業は何か?」という問いは、 「顧客と市場の..続きを読む

事業の定義

(2007-09-29)

事業の定義のなかには、 長く生き続ける強力なものもある。 だが、人間がつくるものに永遠のものはない。                  ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 8回にわたって、「マネジメント」の言葉を紹介してきましたが、 今日からは「事業の定義」について紹介します。 日常、我々は多くの場面で自社の事業モデルを説明し、他社との違いや強みを伝えて..続きを読む

指揮命令ではなく方向付け

(2007-09-15)

組織の焦点を使命に合わせ、戦略を定め、実行し、 目標とすべき成果を明らかにする人間が必要である。 このマネジメントには、大きな力が付与される。 しかし、知識組織におけるマネジメントの仕事は、 指揮命令ではない。方向付けである。                  ~P.F.ドラッカー「ポスト資本主義社会」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ マネジメントをする立場になると、指揮命令をすることが自身のミ..続きを読む

オーケストラが明日の組織のモデル

(2007-09-01)

明日の組織のモデルは、オーケストラである。 250人の団員はそれぞれが専門家である。 チューバだけでは演奏できない。 演奏するのはオーケストラである。 オーケストラは、250人の団員全員が同じ楽譜をもつことによって演奏する。                ~P.F.ドラッカー「ポスト資本主義社会」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「全員が同じ楽譜をもつことによって演奏する」 全員が専門家だ..続きを読む

共通の使命が組織を束ねる

(2007-08-29)

明確かつ焦点のはっきりとした共通の使命だけが、 組織を一体とし、成果をあげさせる。 焦点の定まった明確な使命がなければ、 組織はただちに組織としての信頼性を失う。               ~P.Fドラッカー「ポスト資本主義社会」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ やはりここでも、「明確な使命だけが成果を・・」と言い切っています。 最後には「使命がなければ信頼性を失う」とまで。 そう明確に..続きを読む

強みを発揮させ、弱みを無意味にする

(2007-08-15)

マネジメントとは、人にかかわるものである。 その機能は人が共同して成果をあげることを可能とし、 強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。             ~P.Fドラッカー「新しい現実」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 自身がマネジメントする際、組織や人の強みを発揮させているか? これは多少は出来ているかもしれません。または意識していると思います。 しかし、弱みを無意味な..続きを読む

あげるべき成果を明確にせよ

(2007-08-01)

まずマネジメントが行なうべきことは、 自らの組織があげるべき成果を明確にすることである。 これは、実際に取り組んでみれば明らかなように、最も難しく、最も重要な仕事である。 組織の外部に成果を生み出すために資源を組織化することこそ、 マネジメントに特有の機能である。               ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「自らの組織があげる成果を..続きを読む

マネジメントの3つの役割

(2007-07-29)

マネジメントには、自らの組織をして機能させ、 社会に貢献させるうえで3つの役割がある。 第1に、自らの組織に特有の使命を果たす。 第2に、仕事を通じて働く人たちを生かす。 第3に、自らが社会に影響を与える影響を処理するとともに社会の問題点について貢献する。                  ~P.Fドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ マネジメントって何?と聞くと、「管..続きを読む

組織の存在意義

(2007-07-15)

企業をはじめとするあらゆる組織が社会の機関である。 組織が存在するのは組織自身のためではない。 自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためである。 組織とは、目的ではなく手段である。                 ~P.Fドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ マネジメントを取り上げる最初に、いきなり組織論の話がでてきました。 ビジネスにお..続きを読む

マネジメントの役割

(2007-07-01)

転換期にあって重要なことは、 変わらざるものとしての基本と原則を確認することである。                  ~P.Fドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 数回に渡り、「マネジメント」について引用していきます。 私は自分の仕事において、経営者の方の個人的な支援をおこなっています。 その中で、「変わらなくていけない不安感」に直面される機会を何度か 見てきまし..続きを読む