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スタイルブランディング®コラム

組織のDNAは現場にある

(2008-08-01)

権限と責任は、第一線に集中させなければならない。 彼らにできないことだけが上位に委ねられる。 第一線にこそDNAはある。 上の組織は、すべてこのDNAによって規定される。                ~P.F.ドラッカー「現代の経営」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ この言葉は、企業の管理職や経営層が陥りがちな間違いに気づかせてくれる言葉です。 自分たちが大きな決断をして、それを現場が具現..続きを読む

仕事をマーケティングする

(2008-07-15)

人をマネジメントすることは、仕事をマーケティングすることを意味する。 マーケティングの出発点は、組織が何を望むかではない。 相手が何を望むか、相手にとっての価値は何か、目的は何か、成果はなにかである。                ~P.F.ドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ ここでは、最後の部分で「望む」「価値」「目的」「成果」というキーワードが出てきています。 ..続きを読む

ボランティアの動機付けが必要

(2008-07-01)

知識労働者の動機付けは、ボランティアの動機付けと一緒である。 ボランティアは、まさに報酬を手にしないがゆえに、仕事から満足を得る。                ~P.F.ドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ これは、報酬が必要ない、重要ではないと言っているのではないと思います。 人は働く動機が仕事そのもの(内容や目的)にもないと、満足を得られないということでしょう。..続きを読む

部下ではなく同僚として遇せよ

(2008-06-15)

知識を基盤とする新産業の成否は、どこまで知識労働者を惹きつけ、 とどまらせ、やる気を起こさせるかにかかっている。 彼らの価値観を満足させ、社会的な地位を与え、社会的な力を与えることによって、 活躍してもらわなければならない。 そのためには、部下ではなく同僚として、高級の社員ではなくパートナーとして 遇さなければならない。               ~P.F.ドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ===============================================..続きを読む

人は費用ではなく資源

(2008-06-01)

マネジメントのほとんどが、あらゆる資源のうち、人が最も活用されず 能力も開発されていないことを知っている。 だが現実には、人のマネジメントに関するアプローチのほとんどが、 人を資源としてではなく、問題、雑事、費用として扱っている。                ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================= 難しいことを言っています。 要は、「人」をどのように捉えるかという、経営の観点から見た大..続きを読む

人のマネジメント

(2008-05-15)

あらゆる組織が、人が宝という。 ところが、それを行動で示している組織はほとんどない。                ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 =================================================== 日頃、人的マネジメントに接している方や初めてマネジメントを行う必要となった 方のみならず、マネジメント能力というのは、自身のマネジメントやプロジェクト、 同僚、仕事そのものに必要とされます。 意外にも、毎日どこかでマネジメ..続きを読む

他社との比較で知る強みと弱み

(2008-05-01)

他社はうまくできなかったが、わが社はさしたる苦労なしにできたものは 何かを問わなければならない。 同時に、他社はさしたる苦労なしにできたが、わが社はうまくできなかった ものは何かを問わなければならない。                ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================== 確かに、この考えは重要です。 自分たちが得意とするところと不得手とするところを 客観的に比較掌握しておかなければい..続きを読む

強みの分析が教えるもの

(2008-04-15)

強みの分析は、 既存の強みをいかなる分野で増強すべきかを教えるとともに、 新しい強みをいかなる分野で獲得すべきかを教える。                ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ これも「経過観測」が必要だということなのではないでしょうか? いずれにしても、マーケットからの目線です。 「強み」を見ていくのは、内側からの事情ではなく、 外側から..続きを読む

自社の強みを分析せよ

(2008-04-01)

わが社が強みとするものは何か、 うまくやれるものは何か、 いかなる強みが競争力になっているか、 何にそれを使うかを問わなければならない。                ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ これは、「強みについて常に経過観測が必要である」と捉えました。 気がつかないうちに「強み」が競争力を発揮していない場合や、 「新しい競争力」を強みと認識で..続きを読む

強みは具体的で特殊なもの

(2008-03-15)

あらゆる企業が自らの強みを知り、その上で戦略をたてる必要がある。 何をうまくやれるか。成果をあげている分野はどこか。 しかるにほとんどの企業が、あらゆる分野においてリーダーになれると考える。 だが、強みは常に具体的であって特殊である。                ~P.F.ドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 今回のドラッカーの言葉は、 「強みは常に具体的であって..続きを読む