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- スタイルブランディング®コラム
報告は機会に焦点を合わせる
我々は、あがってくる報告にもとづいてマネジメントしがちである。 だからこそチェンジ・エージェントたるには、 予期した以上の成果をあげている分野、 予期せぬ成功をおさめた分野、 機会のある分野に焦点を合わせた報告が不可欠である。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「トップに悪い報告があがってこない」 なんてこと、不祥事を起こ..続きを読む
赤ん坊をおくのは育児室
新事業はいわば赤ん坊であって、 赤ん坊のままでいる期間はかなり長い。 赤ん坊をおくべきところは育児室である。 成人すなわち既存の事業を担当する者には、 赤ん坊に割ける時間はない。 理解もできない。 そもそも、かかわっている余裕がない。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回の「新事業は分離して組織せよ」の続編です..続きを読む
新事業は分離して組織せよ
新事業は、既存の事業から分離して組織しなければならない。 起業家的な新事業を既存の組織に行わせるならば、失敗は目に見えている。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 随分と断定した言葉ですが、納得です。 やるなら正式に。やらないのなら(やれないのなら)今ではない。 そんな感じでしょうか。 確かに思い起こしてみると..続きを読む
最高の人材を手に入れる
大きな機会に対して割り当てるべき人的資源がない場合には、 何としてでも手に入れなければならない。 最高の人材抜きに大きな機会を利用しようとしてはならない。 したがって、大きな機会以外のものに対して、 最高の人材を割り当ててはならない。 ~P.Fドラッカー「創造する経営者」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================= 良く、ドラマや本で出てくる台詞。 「あいつを○○から呼び戻せ!」 そんな場..続きを読む
最高の人材を最高の機会に
第一級の人材は、最も大きな機会、最も大きな見返りのある 領域に割り当てなければならない。 そして第一級の機会に対しては、卓越した才能と実績をもつ 人材を割り当てなければならない。 ~P.Fドラッカー「創造する経営者」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ これこそが、 経営者やマネジメント従事者の一番の仕事なのではないでしょうか? つまり、人と機会の本質を見る観察..続きを読む
起業家精神に報いる組織
起業家精神を中心に、諸々の関係を構築しなければならない。 報酬、報奨、人事を起業家精神に報いるものにし、 起業家精神を阻害するものにしてはならない。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================ 前回のコラムで、 >一口に「起業家になれる構造が必要」といっても、 >実際は「起業家的な精神を持ち行動がとれる」と考えた方が現実的です。 と記述しま..続きを読む
一人ひとりが起業家になれる構造
イノベーションを行うのは人である。 人は組織のなかで働く。したがってイノベーションを行うには、 そこに働く人間一人ひとりがいつでも起業家になれる構造は必要である。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================= 私の持論ですが、これからの組織形態は、 ピラミッド型→プロジェクト型、またはアメーバー型で あるべきと考えています。 今後の日本の雇用形..続きを読む
チェンジ・エージェントの組織
変化ではなく沈滞に対して抵抗する組織をつくることこそ、 マネジメントにとっての最大の課題である。 そして、それは可能である。 ~P.Fドラッカー「マネジメント」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 変わることのリスクと変わらないことのリスク。 どちらを選択するか? 変わらないことに対する「怖さ」を知っている人を、 いかに組織の中に取り込むか? 社内にいないので..続きを読む
企業のウェイトコントロール
成果に向けての資源を集中するには、 ウェイトコントロールを組織的に行う必要がある。 新たな仕事を一つ手がけるごとに、 将来性のない仕事や生産性の低い仕事を一つ廃棄しなければならない。 ~P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ この言葉を読んだとき、ちょっと例えが違うかもしれませんが、 昔母親に言われたことを思い出しました。 「新..続きを読む
船体に付着した貝を洗い落す
長い間航海を続けてきた船は、 船体に付着した貝を洗い落とす。 さもなければスピードは落ち、機動力は失われる。 ~P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================== 船も人間も企業も一緒・・・と思います。 しかしやっかいなのは、企業です。 なぜなら、「重さ」や「スピード感」がなかなか実感できないからです。 実感したときにはすでに「その時期を逸している」場合が、ほ..続きを読む