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注意を引く仕組み
予期せぬ成功は、体系的に探求しなければならない。 まず行うべきは、予期せぬ成功が必ず目にとまる仕組み、 注意を引く仕組みをつくることである。 マネジメントが手にし検討すべき情報のなかに、適切に位置づけることである。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ==================================================== ここでのポイントは、「マネジメントが手にし検討すべき情報のなかに~」 の部分で..続きを読む
誰かが利益をさらっていく
予期せぬ成功は気づきさえしない。注意もしない。 利用しないまま放っておく。 そこへ誰かが現れ、利益をさらっていく。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ====================================================== こう表現してしまうと、成功に気づいて利益を出した人が悪者に感じますが・・ そうではない事例を1つ。 以前テレビで、ABCクッキングスタジオのことを取り上げていました。 ..続きを読む
予期せぬ成功は要求でもある
予期せぬ成功は機会である。 しかしそれは要求でもある。 正面から取り上げることを要求する。 間に合わせではなく、優秀な人材が取り組むことを要求する。 マネジメントに対し、機会の大きさに見合う取り組みと支援を要求する。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「予期せぬ成功」は見逃されがちだし、認められにくい・・・ と書いて..続きを読む
予期せぬ成功が拒否される理由
予期せぬ成功がマネジメントに認められないのは、 人間誰しも、長く続いてきたものが正常であって、 永久に続くべきものと考えるからである。 自然の法則のように受け入れてきたものに反するものは、 すべて異常、不健全、不健康として拒否してしまう。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ ちょっと極端な捉え方ではあると思いますが、 ..続きを読む
予期せぬ成功は絶好の機会
予期せぬ成功ほど、イノベーションの機会となるものはない。 これほどリスクが小さく、苦労の少ないイノベーションはない。 しかるに、予期せぬ成功はほとんどが無視される。 困ったことには、存在さえ否定される。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 確かに「予期せぬ成功」ほど、ラッキーなことはありません。 がしかし、その存在を無視..続きを読む
予期せぬ成功と失敗
予期せぬものは、通念や自信を打ち砕いてくれるからこそ、 イノベーションの宝庫となる。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ===================================================== 今回からは「予期せぬ出来事」に関連するドラッガーの言葉を ピックアップしていきたいと思います。 「予期せぬ出来事」については、以前にもいろいろと書きました。 キャリア形成においても、ビジネスの遂行においても、 ..続きを読む
未来のための予算
未来のための予算は、好不況にかかわらず一定に保つべきである。 規模は全予算の10パーセントから20パーセントである。 未来のための予算は、一定のレベルを維持しなければ、 いかなる成果もあげられない。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 今の環境において、未来のための予算に全予算の10-20%を割くのは、 なかなか厳しい状況です..続きを読む
必要とされる二つの予算
ほとんどの予算が、景況に合わせた一種類の予算しかもたない。 好況時は一律に増やし、不況時は一律に減らしている。 そのようなことでは、未来を手にすることはできない。 チェンジ・エージェントたるためには、二つの予算が必要である。 一つが現在の事業のための予算、 もう一つが未来のための予算である。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================..続きを読む
報告は機会に焦点を合わせる
我々は、あがってくる報告にもとづいてマネジメントしがちである。 だからこそチェンジ・エージェントたるには、 予期した以上の成果をあげている分野、 予期せぬ成功をおさめた分野、 機会のある分野に焦点を合わせた報告が不可欠である。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「トップに悪い報告があがってこない」 なんてこと、不祥事を起こ..続きを読む
赤ん坊をおくのは育児室
新事業はいわば赤ん坊であって、 赤ん坊のままでいる期間はかなり長い。 赤ん坊をおくべきところは育児室である。 成人すなわち既存の事業を担当する者には、 赤ん坊に割ける時間はない。 理解もできない。 そもそも、かかわっている余裕がない。 ~P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回の「新事業は分離して組織せよ」の続編です..続きを読む