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スタイルブランディング®コラム

他人の選んだものは選びたくない

(2014-03-19)

彼は自分の希望にぴったりのものが何であり、なぜ自分がそれを欲しいのかを 承知しており、自分一人でその結論を出したこともわかっていた。 それなのに土壇場になって、一言でいえば「まねっこしたくない」という理由で、 優先順位をころっと変えたのだ。 ~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋 ============================================== 論理的に考えて選択したはずのもの(こと)が、 最後の最後に一瞬にして違うものを選択してしまうことがあります。 それが「他人の選んだものは選びたくない」という感情。 「..続きを読む

大多数よりは目立ちたいが少数派になるのはごめんだ

(2014-03-14)

わたしたちは、ある程度までなら独自性を高く評価し、強く求める。 しかし、自分の選択を人に理解してもらうことも、それと同じくらい大切なことなのだ。 ネクタイに独自の感性を持つことと、ファッションでひんしゅくを買うことは、紙一重だ。 ほとんどの人が、ネクタイはこうあるべきだという常識に異議を唱えるより、安全策を選ぶ。 大多数の人よりは目立ちたいが、奇抜で孤独な少数派になるのはごめんだ。 ときには他人の目を気にして、本当に着けたいネクタイを着けないことだってあるかもしれない。 だれもがみな、正規分布曲線上で、一番居心地の良い場所を探そうとする。 ~「選択の科学」著:シーナ・アイ..続きを読む

集団のためか、個人のためか

(2014-03-06)

自分のことを少し振り返ってほしい。 何かを選択するとき、あなたが真っ先に考えるのは、 自分が何を求めているのか、何があれば自分は幸せになるのか? ということだろうか? それとも、自分だけでなく周りの人たちにとっても、 何がベストかを考えるだろうか? (中略) あなたは選択を行う際、「わたし」と「わたしたち」の どちらに優先を置くように教えられているだろうか? ~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋 ============================================== 考えさせられますね。 何を目的とした選択=意..続きを読む

選択は本能である

(2014-03-01)

人生を計るものさしは、人によって違う。年月、重要なできごと、業績など。 だが人生は、わたしたちの行う選択によって計ることもできる。 さまざまな選択が積もり積もって、わたしたちを今いるところに導き、 今ある姿にしているのだ。このレンズを通して人生をとらえれば、 選択がとてつもなく強力な力であり、わたしたちの生き方を決定する。 必要不可欠な要因だということがはっきり分かる。 これほどの力を秘めた選択だが、その力は何に由来するのだろう? そしてどうすれば、それを最大限に活用することができるのだろう? ~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋 ===..続きを読む

多くの人は意思決定の方法論を知らない

(2014-02-24)

(中略) 意思決定ができない人は、意思決定のやり方を知らないだけだ。 自分なりの「方法論」を明確に決めておけば、意思決定において、 本当に重要なことに集中して頭を使うことができる。    ~ライフネット生命保険代表取締役会長兼CEO 出口治明氏          Harvard Business Review2014年3月号 ダイヤモンド社発行~ ================================================= 出口氏は他にも、「まず、意思決定の方法を決めること」とおっしゃっています。 その例として、「○日の○時に意思決定をする」といった事..続きを読む

意思決定に必要な3つの鏡

(2014-02-17)

(抜粋)よい意思決定をするのに必要な要素は何か、と問われれば、 『貞観政要』という、古くからの「帝王学の教科書」と呼ばれる書で語られる 「三鏡」が挙げられる。 (中略)第一の鏡は普通の鏡である。(中略)第二の鏡は歴史の鏡である。 (中略)第三の鏡は人間の鏡である。    ~ライフネット生命保険代表取締役会長兼CEO 出口治明氏          Harvard Business Review2014年3月号 ダイヤモンド社発行~ ================================================= よい意思決定には3つの鏡という要素が必要だとお..続きを読む

意思決定は結果である

(2014-02-12)

(抜粋)意思決定ができない人は、岩盤まで掘っていない段階で結論を出そうとする。 だから迷ってしまうのだ。 「もっと掘ればよかった」「まだ下に何かあるかもしれない」 迷っていては、結果に結びつく意思決定はできない。 どんなに小さな課題や問題であっても、すべての能力を発揮して完全に納得するまで 考える癖をつけておけば、意思決定はそれほど時間を必要としない。 過去に経験のない意思決定でも、いざという時にはできるはずである。    ~ライフネット生命保険代表取締役会長兼CEO 出口治明氏          Harvard Business Review2014年3月号 ダイヤモンド社発..続きを読む

ワインの価値を方程式で予測する

(2014-02-01)

(略)当たり前のことなんですけどね。 ワインは農産品だから、年ごとの気候に大幅に影響されるんです。 フランスのボルドー地方の数十年におよぶ気象データを使って見つけたのは、 収穫期に雨が少なくて、夏の平均気温が高かった年に最高のワインができる。 ブドウが熟して果汁が濃い時に最高のものとなる。 夏が猛暑だとブドウも熟して酸味が減る。 そして降雨が平均より少なければ、果汁が濃縮される。 だから暑くて乾燥した年ほど伝説級のヴィンテージワインとなりがちだ。 この理論を方程式にしてしまった。              ~その数学が戦略を決める イアン・エアーズ著 ===========..続きを読む

食欲は理性に従え

(2014-01-24)

母校の立教大学第一食堂の入口に掲げられている言葉を和訳したものです。 実際には、 ラテン語で“APPETITVS RATIONI OBEDIANT”と記されています。 これは哲学者キケロの言葉「欲望は理性に従うべし」をもじって、 「食欲は理性に従うべし」と表現したとか。 個人的には含蓄のある言葉だと思っています。 しかし、学生時代にはこの言葉を意識したことはなく、 学食では、食べたいものを本能のままに食べていました。 何を食べるか?は学生が人間形成をする上で重要な事であるが故、 このような教訓が掲げられていると思います。 意思決定をするのは人間です。 自分..続きを読む

決められない理由

(2014-01-20)

人間は「決める」という段階に入ると、どんなことを感じるのか? 今回は、著名な方の言葉や理論ではなく、 ちょっと一息ついて、 カウンセリングを通して得た私自身の経験から、 「決められない」理由は何か?を考えたいと思います。 「決める」という行為を行うことを想像することで、 決めることに慣れていない人や、自信がない人は、様々なネガティブ感情がうまれます 「決める」ということで・・・ 何かを放棄するという感情 責任が生じるという感情 窮屈になるという感情 現実に直面するという感情 本当にこれに決めて良いのかという感情 まだ決めなくても良いのではという感情 もっと良..続きを読む