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スタイルブランディング®コラム

その事実はいかなる意味をもつか

(2007-12-29)

既成の事実が、事業にとっていかなる意味をもつか、 いかなる機会を創り出すか、いかなる脅威をもたらすか、 いかなる変化を要求するか、いかなる変化を可能にし、 いかなる変化を有利とするかを問わなければならない。            ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 現実的にこれだけの多面的な観点で物事を捉えられたら、 いろんな事が見えるんだろうなあ・・という..続きを読む

戦略計画に不可欠な問い

(2007-12-15)

あらゆる種類の活動、製品、工程、市場について、 「もし今日これを行なっていなかったとして、改めて行うか」 を問わなければならない。 答えが否であるならば、「それではいかにして一日も早くやめるか」 を問わなければならない。              ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「何をやるか」ではなく「何をやらないか」を決めることは難しいといわれています。 ..続きを読む

戦略計画とは何か

(2007-12-01)

戦略計画とは何か。 それは、リスクを伴う起業家的な意思決定を行い、 その実行に必要な活動を体系的に組織し、 それらの活動の成果を期待したものと比較測定するという連続したプロセスである。               ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ どんな仕事においても「比較測定」が重要であることは間違いないと思います。 身近で見聞きする言葉で言うと、「予実..続きを読む

戦略計画

(2007-11-15)

戦略計画は魔法の箱や手法の束ではない。 思考であり、資源を行動に結びつけるものである。                ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 今回からは「戦略計画」についてのドラッカーの言葉です。 みなさんはビジネス、自分の役割を推し進めていく上で、具体的にどうやって結果を出すのか? を考えているでしょうか? しかし、計画通りに行くことなんてそん..続きを読む

目標を達成したとき

(2007-11-01)

事業の定義は、組織が目標を達成したとき陳腐化する。 目標を達成したときは、お祝いをすべきときでなく、 事業の定義を見直すべきときである。               ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 厳しい意見ですね。 これには、目標の達成の仕方が特殊で一過性のものなのか、 ある程度継続的に成果をだせるものなのかを見極める力が必要なのではないのでしょうか?..続きを読む

事業の定義が有効たるには

(2007-10-15)

事業の定義が有効であるには、 四つの条件を満たす必要がある。 経営環境、使命、強みについての前提が、現実と一致しなければならない。 それらの前提がたがいに合致しなければならない。 周知徹底されなければならない。 そして、たえず検証されなければならない。                ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回の言葉にあった「事業の定義と現実」..続きを読む

企業が危機に直面する原因

(2007-10-01)

順風満帆だった大企業が、低迷し挫折し、危機に直面する。 方法が下手だからではない。正しく行なっている。 実を結びえないことを行なうようになったにすぎない。 事業の定義としてきたものが、現実にそぐわなくなったためである。               ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回の「我々の事業は何か」で、「事業は何か?」という問いは、 「顧客と市場の..続きを読む

事業の定義

(2007-09-29)

事業の定義のなかには、 長く生き続ける強力なものもある。 だが、人間がつくるものに永遠のものはない。                  ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 8回にわたって、「マネジメント」の言葉を紹介してきましたが、 今日からは「事業の定義」について紹介します。 日常、我々は多くの場面で自社の事業モデルを説明し、他社との違いや強みを伝えて..続きを読む

指揮命令ではなく方向付け

(2007-09-15)

組織の焦点を使命に合わせ、戦略を定め、実行し、 目標とすべき成果を明らかにする人間が必要である。 このマネジメントには、大きな力が付与される。 しかし、知識組織におけるマネジメントの仕事は、 指揮命令ではない。方向付けである。                  ~P.F.ドラッカー「ポスト資本主義社会」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ マネジメントをする立場になると、指揮命令をすることが自身のミ..続きを読む

オーケストラが明日の組織のモデル

(2007-09-01)

明日の組織のモデルは、オーケストラである。 250人の団員はそれぞれが専門家である。 チューバだけでは演奏できない。 演奏するのはオーケストラである。 オーケストラは、250人の団員全員が同じ楽譜をもつことによって演奏する。                ~P.F.ドラッカー「ポスト資本主義社会」 引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 「全員が同じ楽譜をもつことによって演奏する」 全員が専門家だ..続きを読む