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- スタイルブランディング®コラム
基本については継続性が不可欠
組織の基本にかかわること、 すなわち組織の使命、価値、成果にかかわることについては、 継続性が不可欠である。 チェンジ・エージェントにとっては、 変化が常態であるだけに、とくに基本を確立しておかなければならない。 ~P.Fドラッカー「明日を支配するもの」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ この言葉には、とても共感します。 まずは「基本」についてですが、 ド..続きを読む
変化をチャンスととらえる
チェンジ・エージェントたるためには、 組織全体の姿勢を変えることである。 全員が、変化を脅威でなくチャンスとしてとらえることである。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ================================================== 今の状況をどうとらえるか?ということを、 ドラッガーは言っているのだと思います。 これは変化が必要な時ばかりではないと思います。 うまくいっている時こそ、その状況と先を..続きを読む
自ら変化をつくりだせ
組織が生き残りかつ成功するには、 自らがチェンジ・エージェントすなわち 変革機関とならなければならない。 変化をマネジメントする最善の方法は、 自ら変化をつくりだすことである。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 =================================================== 今回のドラッガーの言葉ですが、「変化を自分から作り出せ」と。 それは「組織が生き残り成功するためには」という難しい前提がありま..続きを読む
チェンジ・エージェントの条件
既存の組織にイノベーションを移植することはできない。 組織自らが全体としてチェンジ・エージェントへと 変身しなければならない。 ~P.Fドラッカー「ネクスト・ソサエティ」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前回までは「未来」に対する言葉でした。 今回からはその未来に対して、 我々はどのような準備をする必要があるか? どのように考えないといけないか?行動しないとい..続きを読む
未来学の問題点
未来学者は、 予測したことがどれだけ実現したかによって的中率を測る。 彼らは、実現した重要なもののなかで、 自分が予測さえしなかったものが、どれだけあるかは数えない。 ~P.Fドラッカー「すでに起こった未来」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 =================================================== ここでは「未来学者」と言っていますが、 「経営者」や「管理者(職)」と言い換えることもできるのではないでしょうか? 自分一人や、一部の..続きを読む
差し迫る重大な現実を見逃す危険
予測したことがすべて起こることはありうる。 差し迫る重大な現実を見逃し、あるいは注意さえ払わないほど 危険なことはない。 予測には、そのような的外れを逃れる道がない。 重大なことや際立ったことは、予測不可能な価値観や、 世界観や、目標の変化によってもたらされる。 ~P.Fドラッカー「断絶の時代」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ==================================================== 前回のコラムから1カ月。 この間に大きな出来事..続きを読む
未来を語る前に現実を知る
未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。 現実からしかスタートできないからえある。 ~P.Fドラッカー「産業人の未来」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ===================================================== 非常に現実的な言葉です。正論です。 時には現実を無視した勝手な未来を考えることもあるが故の、 言葉かもしれません。 ましてや「考える」のと「語る」のとでは違ってきます。 キャリア形成のカウンセリングをする際も..続きを読む
未来は今日つくるもの
未来は明日つくるものではない。 今日つくるものである。 今日の仕事との関係のもとに行なう意思決定と行動によって、 今日つくるものである。 逆に、明日をつくるために行なうことが、直接、今日に影響を及ぼす。 ~P.Fドラッカー「創造する経営者」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 前半部分は理解できるものの、「逆に~」からの後半のくだりは、 情景がなかなか頭に浮かんでき..続きを読む
明日のための資源を手にする
あまりにわずかの企業しか、昨日を切り捨てていない。 そのためあまりにわずかな企業しか、 明日のために必要な資源を手にしていない。 ~P.Fドラッカー「乱気流時代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 人間は「捨てる」ことが苦手です。 特に、目に見えないものを意識の中から捨て去る、 という事が難しいのではないでしょうか? 仕事でいえば、「成功体験」とか「積..続きを読む
存続の危機を認識しているか
医薬品メーカーでは、製品の4分の3が10年で 入れ替わるくらいでなければ、自らの存続があやしくなっていることを知っている。 しかし、どれだけの保険会社が、商品の開発や改善、 勧誘やクレームの処理の研究に、自らの成長、さらには 存続さえかかっていることを、認識しているだろうか。 ~P.Fドラッカー「現代の経営」 引用:「変革の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ===================================================== ここ数年顕在化している、「薬害問題..続きを読む