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スタイルブランディング®コラム

創造性とは物事を結び付けること

(2014-10-28)

ジョブスは1996年の「ワイアード」誌のインタビューで、次のように説明している。 『創造性とは、まさに物事を結びつけることである。創造的な人にいかにして物事を 成し遂げたかを尋ねたならば、彼らは少々後ろめたさを覚えるだろう。 というのも、彼らは自ら何かを創造したわけではなく、単に何かを見出しただけだからだ。 ただし、その何かが明確に意識されるには、しばらく時間を要する。 自分自身の経験を結びつけ、新たな「何か」に統合する必要があるからだ。』 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 ===============================..続きを読む

不幸の始まりは煩悩にある

(2014-10-20)

初心に返る鍛錬において、己の欲から心を解き放つことが最も難しい。 仏陀は四聖諦の冒頭で「すべての不幸の始まりは煩悩にある」と説き、 この問題を取り上げている。怒り、妬み、後悔、恐れ、侮辱、嘆き、失望、不安。 こうした負の感情は、全て過去に手に入らなかったもの、 あるいは今後も手に入れられないものを欲するがゆえに生じる。 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 =============================================== 実践する事が難しい箇所を取り上げてしまいました。 実際には、「煩悩」と言われている「怒り..続きを読む

予測される未来の状況に合わせる

(2014-10-14)

実際には、私は、自分で自分の行動を決定してはいない。 自分の方針に合わせて状況を変えようとするほど、私は非常識ではなかったからだ。 逆に、私は予測される未来の状況に合わせて、自分の方針を変換したのである。 (ナポレオン・ボナパルト自叙伝より) 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 =============================================== 現代で言われている、マーケティングや戦略策定の基本みたいですね。 ナポレオンの時代から、やはり同じだったんですね。 日頃から知見を積み重ね、時流を良く読み、 知..続きを読む

状況に従うことを選択した

(2014-10-07)

私は決して自分の思い通りに動いたことはなく、常に状況に左右されてきた。 私は明確な考えなど少しも持っていなかった。 というのは、頑として状況をコントロールしようとする代わりに、 状況に従うことを選択したからである。(ナポレオン・ボナパルト自叙伝より) 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 =============================================== なるほど・・ナポレオンでさえも、自分の思い通りではなく状況に従った。 著者も「ナポレオンは度重なる逆境の中で自分の道を見つけ出す名人だった」と 記しています。..続きを読む

戦略的直観とは何か

(2014-08-08)

戦略的直観は、漠然とした予感や本能的な直観のような「単なる直観」とは 一線を画す。単なる直観とは感情の一形態であり、思考ではなく感覚である。 戦略的直観はその正反対の概念で、感覚ではなく思考なのだ。 明確で傑出した思考をもたらす突然のひらめきが、人々の脳裏にある霧を晴らす。 ひらめきを得た瞬間、感情的に高揚しつつも、思考自体は冷静沈着である。 ついに自分が進むべき道が明確となり、気持ちが高ぶってくるだろう。 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 =============================================== ..続きを読む

ひらめきと第一感 

(2014-07-30)

名案は突如としてやってくる。「Aha!」という、その瞬間あなたが得るものは、 すべてが腑に落ちた深い納得感かもしれないし、 小さな「Aha!」が積み重なって未来への道標となるかもしれない。 引用:「戦略は直観に従う」/著:ウィリアム・ダガン/発行:東洋経済新報社 =============================================== 今回からは「発想する」という観点から、「意思決定」を勉強していきたいと思います。 ちなみに本のタイトルにある「直観」は「直感」ではありません。 この本の副題は「イノベーションの偉人に学ぶ発想の法則」となってます。 イ..続きを読む

勝ちにこだわって生き延びた-8

(2014-07-16)

何とかなると考えることが、日本人の一つの欠点じゃないかな。 本当に決めなければいけない大事なことでも逡巡し、時間を置いてしまう。 日本企業の弱点も決断が遅いこと。経営するうえで、決断する時間の早さ、 タイミングの見極めはものすごく大事になってきます。 ~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO 出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社) ========================================= 決断のスピードとタイミング。これが一番難しいと思います。 早ければ良いものではなく、タイミングの見..続きを読む

勝ちにこだわって生き延びた-7

(2014-07-09)

情報網を張り巡らせて隅々まで目を光らせていないと、 危機や問題の芽生えを見逃す。そういうものに、アグレッシブに、 かつセンシティブになって経営していくものなんです。 いろいろなものを注意深く見てかぎ分けるという、 貪欲さが必要になるんじゃないかな。 ~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO 出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社) ========================================= 「注意深く見てかぎわけるという貪欲さ」 ここに真髄がありそうです。 危機や問題というのは顕在..続きを読む

勝ちにこだわって生き延びた-6

(2014-07-02)

考えに考えてそれでも選択肢がいくつか残ったら、 どれを取ってもあまり差がないんじゃないかな。 それならば、実行の段階で努力して成功させればいいんです。 ~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO 出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社) ========================================= ベストな意思決定かどうかは、 決める時に決まるのではなく、実行段階での努力も含めて後で決まる。 成功が確信できるまで時間をかけていたら、機を逸する可能性が生じます。 意思決定をするまでのプ..続きを読む

勝ちにこだわって生き延びた-5

(2014-06-27)

情報の背後に潜む本質はこうだろう、こういうことが起きつつあるな、 あるいは相手の意図はこうだ、真の問題はここだということを 読み切らなければいけない。その勝負ですよ。経営者は。 ~古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO 出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社) ========================================= 失礼な表現かもしれませんが、 こうやって言い切れるのは、単純にカッコイイ。 実際にその勝負をやってきたからこそ、言葉に凄味があります。 背後・未来・相手の本質・物事の..続きを読む