リレーションシップカウンセリング／経営者向け 意思決定支援／東京

何も決定しないという選択／スタイルブランディング®コラム

何も決定しないという代替案がつねに存在する。
意思決定は外科手術である。システムに対する干渉であり、ショックのリスクを伴う。
よい外科医が不要な手術を行わないように、不要な決定を行ってはならない。　

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　～P.Fドラッカー「経営者の条件」

引用：「仕事の哲学」著者：P.F.ドラッカー/編訳：上田惇生/発行：ﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ社
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今は意思決定しない・・・は1つの意思決定だと思います。

正しい意思決定をするに足らない材料しかないとか、そもそも自分自身が
意思決定をする状態ではないということもありますよね。
健康状態であったり、周囲の状況であったり。

物事を好転させるつもりで、ルールや組織をころころ変える会社があります。
それが効果的に機能する場合もありますが、社員にしてみたら落ち着かない状況になりまねません。

選択肢が１つしかない・・という状況のとき、そんな時こそ１度立ち止まって考えましょう。
何も決定しないというのは、何もしないことではないのです。
今は何も決めないという意思決定をしているのです。

株式会社スタイルブランディング
平山正人