スタイルブランディング®コラム

勝ちにこだわって生き延びた-1

(2014/05/26)

何を捨てて何を選ぶかという判断をしていったんです。
生き延びるためにはリストラと成長戦略を同時に進める必要がありました。
そういう時間的感覚をつねに意識する必要があったんです。

〜古森重隆氏:富士フィルムホールディングス会長兼CEO
出典:週刊東洋経済2014.4.19(東洋経済新報社)
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「捨てる」ということは簡単なことではありません。
古森氏はこの10年の「破壊と創造」の取組みで、それまでの看板だった、
「写真フィルム事業」を捨てる決断を下しました。
それは、社名が「富士写真フィルム」から「富士フィルム」に変わったという、
看板の掛け替えだけではなく、
本業を消失させて新たに新事業を創造するという、構造改革を断行したわけです。

これまで利益の大半を担ってきた写真フィルム事業の世界需要が、
2000年代前半から急激に減少する予測があるなか、
変化に立ち尽くすせば生き残れないという危機感をもって、
生きた情報と意見を元に、決断をされたようです。

そしてそれは、自社商品の改革に留まらず、販売体制を含めた流通構造に、
大ナタを振るう決断も同時にあっての、断行だったことが、成功の要因と
なったようです。

自社のビジネスモデルや資産。
何を捨てて何を選ぶか?経営者としての判断ができますか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人