スタイルブランディング®コラム

流行は創られる

(2014/05/16)

新しい流行が登場すると、わたしたちはそれが急速に広まりつつあるという印象を受ける。
まったく関係のない小売業者が、同じ流行の商品を一斉に店頭に並べ始めると、
供給だけでなく需要も動いたのだと思い込んでしまうのだ。
実はこの変化は、将来需要がシフトするという予測が促したものかもしれないのだが、
それでも人々の選択に影響を及ぼす。商品との接触が増え、それが世の中に受け入れ
られつつあるという印象が強くなると、ますます多くの人がそれを購入し、
そのことでさらに接触が増え、印象も強まる。

〜「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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色やファッションの流行は巷から自然発生している訳ではなく、
多くはファッション業界が創りだしていることは今では周知の事実ですが、
それであっても、私たちは毎シーズン「今シーズンの流行は〜」という言葉に
少なからず影響を受けています。

これはファッション業界特有の現象ではなく、
多くの事には良くも悪くもシナリオが描かれていて、戦略的な流れが創られています。

大事なのは、何かを創りだすにせよ、創られたものに乗っかるにせよ、
そこに意図と意思を持つことだと思います。
それが、経営者であれ、ビジネスマンであれ。

意図ある選択には根拠が存在し、意思ある選択には信念が宿ります。

今、自分が選択している事に意図や意思がどのように反映しているでしょうか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人