スタイルブランディング®コラム

確認バイアス

(2014/04/30)

わたしたちはすでに持っている思いこみを裏付けようとするだけでなく、
その誤りを証明しかねない情報を、すばやく退けてしまうのだ。

わたしたしは日常生活でも同じことをやっている。自分の意見を裏付けたり、
以前行った選択を正当化するような情報を進んで受け入れるのだ。
何といっても、自分の考えを疑うより、その正しさを証明する方が気分がいい。
だから賛成意見だけをじっくり考慮し、反対意見は頭の片隅に追いやる。
だが自分の行った選択を最大限に活かすには、都合の悪いことうを進んで
受け入れなくてはならない。

〜「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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自分が感じた事、理解した事を、正しいと確認しようとすることは、
誰にでもよくあることです。

特に正解のないこと・・
例えば、会社の経営方針であったり、メンバーの人事評価であったり、
採用面接の合否であったり。
こんな場面では、自分が決断したことに対して、「それでいい!」と思える、
情報や評価を集めたくなります。

その本能はどうにも止められません。では、どうするか?

それは、そういう本能があるということを先ずは理解し、独断即決しないこと。
良く、意思決定は早い方が良いと言われますが、全てにあてはまることではありません。
時には結論を先送りにして、自分の頭で描いている結論ありきの仮説は置いておいて、
意思決定するに値する情報を集めることに先ずは専念をする。
そして集めた情報を吟味して、結論を出す。一晩、おいておくのもよし。

結果、当初思っていた方向と違う結果になっても、それは良し。というかそれが良し。
「昨日こう言ったけどよく吟味したらこうなったよ」
これで良いと思います。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人