スタイルブランディング®コラム

関連づけ

(2014/04/24)

わたしたちはどこにでもパターンを見つけたがる。
わたしたちの精神は、無意識のうちに秩序を探そうとする。
わたしたちはさまざまな情報間の関係を明らかにしようとするが、
このような性向が、意思決定においても重要な役割を果たしている。
こうした関連づけは、推論を行う上でとても大切な能力だが、
わたしたちが実存しないパターンを見るとき、または実際のパターンが
わたしたちが思う以上に複雑なとき、判断が曇ることがある。

〜「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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確かに、複数の要素が関連している事象を理解しようとしたり、それをもとに、
次の手を考えようとしている時等には、過去の傾向や関連性に無意識のうちに目を向け、
必死にそれを解明しようとしてしまいます。

しかし、目の前で起きている事象が「想定していない様なこと」だったとしたら、
過去のパターンや関係性を解明したとしても、そこから最善の手だては見つかりません。
だからと言って意味のないことではなく、非常に大事な行為です。

一方で、「予期せぬ出来事を想定する」ということを、日頃からやっておくことが重要です。
悪いことが起こるのではないか・・とビクビクして過ごすということではなく、
ベストシナリオからワーストシナリオまでの4〜5つのパターンを、結構極端に想定します。

「そんなことがあった終わりだな・・」的なことから「それは都合がよすぎるかな・・」的なことまで。
それに対して「もしそれが起きたらこういう行動・発言をする」ということを、シュミレーションしておきます。
どちらかというと「妄想的」なことまで。

過去のパターンや事象の関連性の分析・解明と、予期せぬ出来事を妄想しておく。
この対極にある2つのことを習慣付けることで、
意思決定に大きな判断ミスが入り込むスキをなくしておけるのではないでしょうか。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人