スタイルブランディング®コラム

大多数よりは目立ちたいが少数派になるのはごめんだ/スタイルブランディング®コラム

(2014-03-14)

わたしたちは、ある程度までなら独自性を高く評価し、強く求める。
しかし、自分の選択を人に理解してもらうことも、それと同じくらい大切なことなのだ。
ネクタイに独自の感性を持つことと、ファッションでひんしゅくを買うことは、紙一重だ。
ほとんどの人が、ネクタイはこうあるべきだという常識に異議を唱えるより、安全策を選ぶ。
大多数の人よりは目立ちたいが、奇抜で孤独な少数派になるのはごめんだ。
ときには他人の目を気にして、本当に着けたいネクタイを着けないことだってあるかもしれない。

だれもがみな、正規分布曲線上で、一番居心地の良い場所を探そうとする。

~「選択の科学」著:シーナ・アイエンガー 訳:櫻井祐子 発行:文藝春秋
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思い当たる節は多々あります。
個性的ではありたいが、少数派になるほど覚悟はない。
その狭間におさまることで、結局どっちつかずな状況になることが多くあります。

その選択を続けていたら、本来の目的を果たすことが遠くなりそうです。
どうするか?
先ずは、居心地の良い場所を変えてみようとする選択=意思決定が必要そうです。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人